のんびりブログ

日常のちょっとしたことを呟いています。

普遍的なビジネススキルが身に付く! 『コンサル1年目が学ぶこと』

「その仕事、どの会社でも通用しますか?」

 

このような質問をされた時、どう答えますか?
私は「...」と固まってしまうと思います 笑

 

誰でも「どの会社でも通用します!」と答えたいと思いますが、普遍的な仕事力を持っていないと「Yes!」と答えられないと思います。そんな15年後にも役立つ普遍的なスキルを紹介した本が『コンサル1年目が学ぶこと』。

「どこにでもある自己啓発本じゃないの?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、本書は著者の経験や各界で活躍するコンサルタントの方に取材を行い、今日から使えるスキルをまとめた本となっています。

 

コンサルを目指す方はもちろん、コンサル以外の方にもおすすめの内容となっていました。特に新卒の方やこれから就職をする予定の学生の方におすすめしたい1冊のように感じました。

 

そんな『コンサル1年目が学ぶこと』を読んだので、レビューを書いてみました。

 

今回読んだ本『コンサル1年目が学ぶこと』

『コンサル1年目が学ぶこと』のレビュー

『コンサル1年目が学ぶこと』を読んだレビューを簡単にご紹介。

4章構成でスキルを磨ける!

『コンサル1年目が学ぶこと』は、著者の経験や各界で活躍するコンサルタントの体験談の中から、30個の重要なスキルにまとめられ、紹介されています。

 

「このスキルが重要!」で終わりではなく、各スキル項目の内容説明やスキルを上手く身につける方法、使いこなす方法なども解説されているため、本書内で紹介されるスキルを実践スキルとして身につけやすい内容となっています。

 

また、構成は4章構成となっています。

各章の項目は、以下の通り。

  • 1章:話す技術
  • 2章:思考術
  • 3章:デスクワーク術
  • 4章:プロフェッショナル・ビジネスマインド

各カテゴリで章分されているので、今の自分に不足しているスキルから磨いていくことができます。

 

また、必要なスキルが偏ることなく、普遍的に紹介されているので、これから就職する学生や新卒入社して間もないビジネスマンの方におすすめの1冊です。

 

どこでも活用できる"トークスキル"

個人的には、1章の「コンサル流"話す技術"」がおすすめです。

全部で9つの項目が紹介されています。9つの項目は、以下の通り。

  1. 結論から話す
  2. 端的に話す
  3. 数字で語る
  4. 数字とロジックで語る
  5. 論理を優先させる
  6. 相手に理解してもらう
  7. 相手に合わせる
  8. 相手の期待値を理解
  9. 期待値を超える

どれも当たり前の項目ではありますが、何年経っても活用できる重要な項目が解説されています。各項目においては、項目の説明→重要となる理由→項目を使いこなすチップス...といった流れで解説されるので、理解しやすい&普段の業務でスグに実践しやすい内容になっています。

 

当たり前のスキルばかりですが、当たり前だからこそ、身につけるべき必須スキルばかりなので、新卒や就職予定の学生の方はもちろん、働き始めて数年経つビジネスマンの方にもおすすめです。


プロのビジネスマインドも学べる

普遍的なスキルに加えて、仕事をする上で必要なマインドも紹介されています。

 

プロフェッショナルとは何か?といったことから、仕事へのコミットメントやチームワークについて、語られています。

 

項目としては、以下の8つ。

  1. ヴァリューを出す
  2. 会議は発言する
  3. 時間=お金
  4. スピードと質のバランス
  5. コミット力を学ぶ
  6. 師匠を見つける
  7. フォロワーシップを発揮
  8. プロのチームワーク

実際に働いたことがないと「自分のやりたいことをしたい!」「努力が必要!」といった個人的な気持ちが大きくなりますが、4章の"プロフェッショナル・ビジネスマインド"ではビジネスマンとしてどのように振る舞うべきかの心得が記載されており、「働くとはこういうことか!」と働くことについて、理解することができます。

 

何年経っても重要となるビジネスマインドが記載されているので、気になる方は是非確認を!


まとめ

以上、『コンサル1年目が学ぶこと』のレビューをご紹介しました。

何度読み返してもためになるスキルばかりが紹介されており、個人的には「ビジネスマン必須の1冊といっても良い内容では?」と思っています。

 

コンサル職を目指している方や新卒で働いて間もない方意外にもおすすめの内容なので、気になる方は是非読んでみてください!

投資初心者におすすめの本!『ジェイソン流お金の増やし方』

投資を始めたいけど、次のように感じたことはありませんか。

 

「投資を始めたいけど、投資って何だか難しそう」

 

私も投資に興味がありつつも知識ゼロのため、なかなか行動に移せませんでした。

 

そんな時に出会ったのが、厚切りジェイソンさんが書いた本「ジェイソン流お金の増やし方」。

厚切りジェイソンさんの投資哲学が書かれた内容で、投資をどのように始めたら良いかが説明されています。

 

「難しいことが書かれているんでしょ?」と思うかも知れないですが、初心者にも分かりやすく投資について説明されており、とても参考になりました。

  • 投資を始めたい
  • 初めての投資で不安
  • お金を増やしたい

上記のような課題をお持ちの方におすすめの内容の書籍です。購入時の参考になればと思い、レビューを書いてみました。

今回読んだ本『ジェイソン流お金の増やし方』

『ジェイソン流お金の増やし方』のレビュー

『ジェイソン流お金の増やし方』を読んだレビューを簡単にご紹介。

投資以外にもできることはある

本書では、厚切りジェイソンさんの投資手法について説明されていますが、おすすめの投資手法以外にも、日常でできるお金の増やし方が述べられています。

 

そのお金の増やし方とは、支出の見直しについてです。

 

厚切りジェイソンさんは、「資産形成をする上で大切なことは、投資額を増やすこと」と述べていますが、それ以上に「支出の見直し」が大切と述べています。

 

支出の見直しが大切な理由は、収入を新たに生み出すより、支出を見直す方が簡単だからです。

 

特に固定費の見直しが大切だと触れています。固定費の見直しが大切な理由は、固定費を1度減らせば、ずっと節約効果が続くからです。

例えば、月間の通信費を1万円から5000円に減らすと、月間で5000円、年間で6万円も節約できます。節約ができると投資に使用できるお金も増えるので、一石二鳥となります。

 

このように投資方法だけでなく。厚切りジェイソンさん流の節約術にも触れられているので、とても参考になりました。

「投資=難しい」の概念を払拭

「投資」

この言葉を聞くと、以下のイメージをしませんか?(私はイメージしていました 笑)

  • 株価の変動に合わせて売買しないといけない
  • 投資先企業の業績を丁寧に把握しない
  • 投資を専業にしないと儲からない

投資=上記のような難しいイメージを持つことが多いですが、厚切りジェイソンさん流の投資方法が投資=難しいといったイメージを払拭してくれています。

 

本書において、厚切りジェイソンさんは、おすすめの投資方法として、インデックスファンドを紹介しています。

 

インデックスファンドが何か分からない人に簡単に説明すると、インデックスファンドとは「お金をファンドマネージャーに預けて、代わりに運用してもらい、お金を増やしてくれる仕組み」です。

お金を代わりに運用してくれるので、いちいち市場や株価をチェックする必要がないので、初心者にもおすすめの投資方法であると述べらています。

 

具体的にどのような商品を選んで、何に気をつければ良いかも説明してくれているので、投資が初めての方には、おすすめの内容です。

 

金を増やす方法が分かる

厚切りジェイソンさんがおすすめする投資方法に加えて、お金を増やす10の方法も紹介してくれています。

  • インデックスファンドに投資
  • 投資に回すお金の金額について
  • 投資先のおすすめ株
  • 投資を始めた時に、注意する点

...など、投資を行うにあたってのコツが10個紹介されています。

 

投資の方法について、初心者に分かりやすくかつ直ぐに取り組めるような内容も紹介してくれているので、個人的にはありがたい内容でした。

気になる方は、本を手に取って、読んでみて欲しいです!

 

まとめ

以上、『ジェイソン流お金の増やし方』のレビューをご紹介しました。

 

投資=難しい...といったイメージを払拭し、まずは何をすれば良いのかが説明されており、投資初心者にありがたい内容となっていました。読了後、筆者も投資に対して不安がありましたが、厚切りジェイソンさんのおかげで投資を始めることができました。

 

「投資をしてみたいけど、一歩踏み出せない」という方は、是非読んでみてください!

【独学におすすめ】Webマーケター必読書『ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング』

「Webマーケティングを独学で学びたい」「Webマーケティングのスキルを向上させたい!」。

 

そんな方におすすめしたいWebマーケティングの本が『ファンダメンタルズ×テクニカルマーケティング』。

 

「ネットに転がっている内容をまとめた本じゃないの?」と思われた方が多いと思いますが、本書では著者の経験に基づいたWebマーケティングに関するノウハウが詰め込まれており、「2,000円でこの情報を貰って良いの?」と感じる程、濃い内容のWebマーケティングノウハウが紹介されています。

 

そんな『ファンダメンタルズ×テクニカルマーケティング』を読んだので、感想を書いてみました。


今回読んだ本『ファンダメンタルズ×テクニカルマーケティング

  • 著者:木下勝寿
  • 出版社:実業之日本社
  • 発売日:2022年4月22日
  • ページ数:320

『ファンダメンタルズ×テクニカルマーケティング』のレビュー

『ファンダメンタルズ×テクニカルマーケティング』を読んだレビューを簡単にご紹介。

2つのWebマーケティング領域の理解が大切

著者は、Webマーケティングには2つの領域が存在すると述べています。

その領域とは、以下の2つ。

  • ファンダメンタルズ領域
  • テクニカル領域
ファンダメンタルズ領域

ファンダメンタルズ領域の定義は、「商品、競合、ユーザーの情報から仮説、戦略を立てること」。

 

自社や競合商品の調査、ユーザーインサイトやカスタマージャーニーなどの定性的情報の収集を行い、収集した情報を元に仮説を立て、誰に、何を、どのように伝えるかを設定して、実際に施策を運用していく一連の流れが領域内の定義になります。


テクニカル領域

テクニカル領域の定義は、「ファンダメンタルズで立てられた仮説や戦略を実行・検証しながらチューニングすること」。

ファンダメンタルズ運用におけるコンセプトを元に広告運用の設計・チューニングを実施。テクニカル領域は、ファンダメンタルズ領域内に含まれる構成となっており、ファンダメンタルズの一部となります。

ファンダメンタルズ領域が超重要

2つの領域が存在するが特に重要になるのがファンダメンタルズ領域。

 

ファンダメンタルズの土台にテクニカルが存在しているので、土台がどれだけ安定しているかで、Webマーケティングの成果が変わってきます。

 

土台であるファンダメンタルズがしっかりしていれば、テクニカル部分で成果を出すことは可能である。逆にテクニカル部分で成果が出ない場合は、土台であるファンダメンタルズ領域を見直す必要がある。

 

この関係性を理解していないと、「このサービスはダメだ!」とコミュニケーション設計に問題があるのに、サービスに問題があると間違った判断に陥るので、Webマーケティングに取り組む人は心に刻んでおきたい項目だと感じました、

 

では、「どのようにしてファンダメンタルズを鍛えれば良いのか」。その内容にも触れられているので、気になる方は必見です!

 

Who、What、Howが全て

ファンダメンタルズ領域で、個人的に刺さった内容は「誰に(Who)、何を(What)、どのように(How)して伝えるかということ。

 

マーケティングしているなら当たり前では?」。このように感じる方も多いと思いますが、基礎的な部分から、より深い内容まで解説してくれています。


Who

単純に「〇〇に悩む男性」とターゲットを区切るのではなく、「〇〇に悩んでいて、すぐに悩みを解消したい男性」、「〇〇に対して、自覚症状がない」、「〇〇に悩んでいて、すでにサービスを利用済みであるが、リプレイスを検討している」など、細かくWhoを定義することが大切


What

商品の特徴をただ伝えるのではなく、Whoと競合企業を元に訴求要素を選定する必要がある。また、Whatの内容によって、Howの部分が変わる。


How

WhoとWhatがあって成り立つ要素。Howだけで成果を向上させるには限界がある。

 

基本的な情報を盛り込んでいるので、Webマーケティング初心者には嬉しいのはもちろん、どのようにユーザーインサイトを調査すれば良いのか、ターゲットの区切る方法など、より深い内容まで記載されているので、Webマーケティング初級者以外にもおすすめの内容であると言えます。


本質的なテクニカル運用とは?

ファンダメンタルズ領域の重要さを述べつつも、テクニカル領域の本質的部分にも触れられています。

 

特によかったのがWebマーケターとオペレーターの違いについて。

  • オペレーター:午前中のCPAが上昇している→よし、午前中の予算を減らそう
  • Webマーケター:午前中のCPAが上昇している→数値が落ちている要因は何だ?

オペレーターが発生した事象をそのまま受け取って終了することに対して、Webマーケターは事象がなぜ発生しているのかをユーザーや競合などの情報から紐解こうとする姿勢があります。

 

オペレーターがする内容は、テクノロジーが代替する内容でもあるので、本質的なテクニカル運用を身につけたい方は必見です!


Webマーケターが目指すべき姿

ファンダメンタルズ領域とテクニカル領域。2つの領域をメインに語られる内容ですが、Webマーケターが目指す姿にも触れられています。

ファンダメンタルズ領域とテクニカル領域の両方を身につけつつ、常に情報をアップデートすることが大切と述べており、どのようにステップアップすべきかといった内容も簡単にではありますが、述べられています。

 

「これからWebマーケターを目指したい」「Webマーケターとしてのキャリアに行き詰まっている」

 

そんなお悩みをお持ちの方にもヒントとなる内容が記載されており、おすすめです。

 

まとめ

以上、『ファンダメンタルズ×テクニカルマーケティング』のレビューをご紹介しました。

経験者でも「ドキッ!!」となる内容が多く、2,000円以上の価値があると感じました。

Webマーケターのスキルを上げたい方は、読んで損はない内容です!

 

気になる方は、是非読んでみてください!

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権力は使い方が大事! 権力の手に入れ方とは?『スタンフォードの権力のレッスン』

企業に属して働いている時に、こんなことを感じたことはありませんか?

「権力を手に入れて、自由に働きたい」
「出世して、権力を手に入れたい」

私も働いている時に「責任が増すけど、裁量がある人は良いな」「自分も自由に働くための権力が欲しい」と考える時が時々あります。


そんな時は「とりあえず実績を残すか〜」と仕事で実績を上げる方法を考えています。


しかし、実績は昇進や昇給には大きな影響を及ぼさず、他の要素が関わっていることが様々な研究で明らかになっています。

そんな実績以外でどのようにすれば権力を握れるのか、どのように権力を扱えば良いのかを説明した本が「スタンフォードの権力のレッスン」。

「権力に正しい扱い方ってあったの?」と思うかも知れないですが、権力の定義や自分の立場にあった権力の使い方が説明されており、とても参考になりました。

  • 権力を手に入れたい
  • 権力の使い方を知りたい
  • 権力者に気に入られたい

上記のような願望をお持ちの方におすすめの内容の書籍です。購入時の参考になればと思い、レビューを書いてみました。

 

権力を握る人の傾向を知りたい方向けの内容は、以下の記事でご紹介しています。

half-hearted-blog.hatenablog.com

 

今回読んだ本『スタンフォードの権力のレッスン』

  • 著者:デボラ・グルーンフェルド
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日: 2021/7/28
  • ページ数:384

 

スタンフォードの権力のレッスン』のレビュー

スタンフォードの権力のレッスン』を読んだレビューを簡単にご紹介。

そもそも権力とは

「人は権力の話題に惹きつけられる」ことを著者は述べていますが、この内容を見て「確かにな〜」と思いました。

しかし、なぜ人々は権力の話題に惹きつけられるのか...?

その理由として、権力のある地位についている人たちは、自分の運命を握っているので、人々は権力に反応してしまうと著者は述べています。

現実でも、権力があればリソースを手に入れ、生き方を決めることができたり、複数の人間が居れば、権力の所在をめぐって行動することが多くなったりすることが多いと感じることは多々あります。

では、権力とは何であるのか。

本書では、「他者とその行動をコントロールする能力」と定義付けられています。

他者とその行動をコントロールするので、権力は他者が自分を必要としている程度で決まるとも述べています。


また、権力の間違った認識も訂正しています。

  • 権力はステータスではない
  • 権力は「権限ではない」
  • 権力は影響力ではない

この他にも権力の神話と真実について述べられているので、「そもそも権力って、何だっけ?」といった前提から知りたい方におすすめの内容になっています。

 

「権力」はどのような人が握っているのか...といった法則を知りたい方には、以下のような本もおすすめです。

 

権力は役割で決まる

権力=地位が高い人が持つイメージがありますが、本書では「権力は役割に応じて内容」が変わると述べています。

人生においては、誰もが果たすべき役割を持っており、プロット(台本)が用意されており、権力を使うにはプロットから外れないことが大切であると説明されています。


自分の力以上にふるまったり、無意味な卑下や遠慮をするなど、プロットから外れた行為をすると、自分の評判や人間関係にいつまでも残るダメージを与える危険があるので、自分の役割を理解して、プロット通りに権力を使うことが大切だそうです。


上記の内容以外にも自分の役割を理解した上での権力の使い方について、役割別に説明されているので、権力を持つ人、持たない人の両方におすすめです。

 

権力=出世のイメージがありますが、出世する人のタイプについて書かれている書籍もあるので、出世した人はチェックしてみても良さそうです。

 

権力の正しい使い方

「そもそも権力の正しい使い方なんてあるの?」


本書では、この疑問も解消してくれています。


著者は権力の正しい使い方=他者のために使うと定義しており、権力の使い方が権力者以外の人物の舞台を決めると語っています。

もし、権力者がビジョンを示さないと各々が権力を手にするためや自分の帝国を築くために行動することになります。そうなるとチームはカオス状態になり、チームワークといったどころではなくなります。


これに対して、権力者が方向性を示すと、チームのメンバーが共通の目的を持って、生産的かつ有意義なミッションに臨むことができるようになります。

このように権力を正しく使うにはどうすれば良いのかも解説されているので、権力の使い方で悩んでいる人も必見の内容となっています。

まとめ

以上、『スタンフォードの権力のレッスン』のレビューをご紹介しました。


「権力の使い方」について紹介されており、会社でどのように振る舞えば、良い関係性を築いたり、自分の成功に繋げたりできるのかを知ることができた内容でした。


権力の使い方や権力の手にする方法を知りたい方におすすめの1冊なので、気になる方は是非読んでみてください!

 

自信よりも、まずは行動すべし『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』

何か新しいことに挑戦する時に必要となる自信。

自信は何かに挑戦する際に必要であると思われがちですが、実は自信は必ずしも必要ではないらしいです。

この自信にまつわる常識を覆すような内容を書いた本が『自信がなくても行動すれば自信は後からついてくる』

私自身、失敗を恐れることが多く、参考になる内容が多かったので、レビューを書いてみました。

  • 自信が持てない
  • 新しいことに挑戦するのが怖い

上記のような悩みを持つ方におすすめの書籍となっています。

今回読んだ本『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』

  • 著者:ラス・ハリス
  • 出版社 ‏ : 筑摩書房
  • 発売日 ‏ : 2021/1/28
  • ページ数:281

『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』のレビュー

『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』を読んだレビューを簡単にご紹介。

まずは行動することが大事

何か新しいことに挑戦する時、次のように考えませんか。

  • 自信が高まってから挑戦しよう
  • 失敗しない確信ができてから挑戦する

私自身も失敗に怯えて、行動に移せないことが多くあります。しかし、本書では何かに挑戦する際に、自信は不要であることを述べています。

そもそも自信が欠ける理由として、5つの理由があります。

  • 期待が大きすぎる
  • 自己評価が厳しい
  • 恐れに囚われる
  • 経験が不足している

5つの理由を見てわかることは、全てにおいて自信がない訳ではなく、一定の分野、一定の行動に自信が無いということ。

未知の分野に取り組むことから自身が欠けてしまっている。なので、練習をして、それなりの技量が持てるまで、何かに自信が持てないのは当然と言えます。

こういったことから、著者は「まずは行動することが大切」と述べています。

自身の感情は後からついてくる

では、行動した後はどのようにして、上達すれば良いのか。この疑問に関しては、自信のサイクルとして、4つのステップが紹介されています。

自信のサイクル

  • スキルを磨く
  • 実際にスキルを使う
  • 結果を評価する
  • 必要ならやり方を変える

よく見ると「普通の内容じゃん‼︎」となるようなサイクル。でも、お箸を使えるようになった時や自転車に乗れるようになった時など、過去の自分自身の成長を振り返って見ると、自信のサイクルに当てはまることが多いと感じられます。

スーパーミラクルな方法ではなく、当たり前のようなサイクルであるが、誰でもとっつきやすいサイクルなので、試して見る価値はあると思われます。

恐れは自然な反応

「行動することの大切さが分かったし、自信の付け方も分かったけど、1歩踏み出すことが怖い」。

こんな風に感じる方もいらっしゃると思いますが、未知の世界に足を踏み出す際に怖いと感じることは普通だそうです。

ベテランであっても、未経験者であっても、コンフォートゾーンを出てリスクを冒すと誰もが恐怖を感じると本書では述べられています。

その恐怖の克服方法として、恐怖と戦わないことが克服の鍵になると紹介されています。

恐れに対して、過剰に反応してしまうと身動きが取れなくなり、コンフォートゾーンから出られないと説明されています。

恐れに対する克服方法も紹介されているので、気になる方は要チェックです。

まとめ

以上、『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』のレビューをご紹介しました。

科学的な根拠が100%ある訳ではないですが、自信が持てない人には、参考になる内容となっていました。

読了後、何かに挑戦する際に、失敗を恐れなくて良い...というマインドを持つことができたので、個人的にはオススメの1冊です!

実績と昇進は関係ない!?『権力を握る人の法則』

実績を残しても昇進できないどころか、評価さえされない。

働いていると一度は直面しそうな現象。

実績を残したのに、なぜ評価されないのか。なぜあの人が昇進しているのか。働く人が持つそんな疑問に対して、答えを示してくれている本がジェフリー・フェファー著の『権力を握る法則』。

  • 評価されるために必要なことは
  • 権力を手にするにはどうすれば良いか

上記のような内容が書かれており、職場での立ち回り方を教えてくれる1冊となっています。

そんな『権力を握る人の法則』のレビューを書いてみました。

 

権力の握り方を解説した本『権力を握る人の法則』のレビューは以下の記事で紹介しています。

half-hearted-blog.hatenablog.com

今回読んだ本『権力を握る人の法則』

『権力を握る人の法則』のレビュー

『権力を握る人の法則』を読んだレビューを簡単にご紹介。

実績と昇進は関係ない!!

「実績を残せば良い評価をもらえ、昇進ができる」。

このような考えを持って働く人が多いと思います。

しかし、多くの組織やポストでは、実績の有無は重要な意味を持たないことがデータで明らかになっています。

本書でも実績と昇進の関連性が紹介されています。

その内容は、採用・昇進審査への関与の有無が人事評価にどのように影響するかを実験したものです。

結果としては、上司は自分が採用・昇進審査で良い評価をした職員には、過去から在籍する職員や採用・昇進審査で低評価した職員よりも高い評価を与える傾向にあり、自分の反対を押し切って採用した人物には、低評価をする傾向にありました。

人事評価の客観的な基準が決められている場合でも、審査の関与が影響する結果となっており、採用の決定という関与が、人事評価を左右することが判明しています。

なので、仕事の成果よりも上司との関係性が重要...ということが考えられます。

 

また、昇進に関しても、昇進と実績が密接に関係しているとは言えないデータがあります。

1980年に経済学者のジェームズ・メドフとキャサリン・エイブラハムが行った実験が評価されており、その実験では実績よりも年齢や在職期間との相関性が高いと指摘されています。

その後もアメリカをはじめとする世界各国を対象とする実験が行われましたが、ジェームズとキャサリンの研究結果が正しいと指摘されています。

実績が昇進に影響を与えることは統計的に有意な関係が認められているが、学歴や人種、性別などの要素が与える影響が大きいことが紹介されています。

権力を手にする7つの資質

では、高い地位に上り詰めるにはどうしたら良いのか。

明確な根拠は示されていませんが、著者自身の研究の成果として、権力の獲得と関連付けられる2つの基本要素と7つの資質があげられています。

2つの基本要素は、以下の内容。

  • 困難に挑戦する意思
  • その意思を目標達成に結びつけるスキル

7つの資質は、以下の項目。

  • 決意
  • エネルギー
  • 集中
  • 自己省察
  • 自身
  • 共感力
  • 闘争心

決意、エネルギー、集中の3つは意思の力であり、残りはスキルとして身につけることができる項目です。

各項目の詳細については、本書内で詳しく紹介されているので、日常生活でどのようにして身につけたら良いのかも具体的に紹介されています。

ネットワーク作りが大切

資質はもちろん、重要となる要素として、人脈作りの大切さも紹介されています。

  • ネットワーク作りの秘訣
  • ネットワーク作りに有利な仕事
  • ネットワーク力を身につける方法

...など、人脈作りについての活用方法が紹介されています。

「権力を手にしたいけど、人と接するのが苦手」...とネットワーク作りが苦手な方にも参考になる内容が多く、おすすめです。

まとめ

以上、『権力を握る人の法則』のレビューをご紹介しました。

実績を残す=昇進・高評価ではないことを知った時は驚きましたが、権力を手にするための具体的な立ち回り方法について、エビデンスを元に紹介されていたので、とても参考になる内容でした。

「実績を残しているのに、評価されない」...と悩んでいる方におすすめの内容なので、気になる方はぜひ!!

【無印良品】サコッシュはダサイ? コスパ最強サコッシュのレビュー

皆さんは、お出かけ時のバックはどのようなものを使っていますか。

荷物が少ない時、私はあるバックを愛用しています。

それは「無印良品のポーチとしても使えるサコッシュ」です。


「あのださいサコッシュ?」と思われた方もいらっしゃるかも知れないですが、正直にいうと購入してよかったです!


購入して良かったと感じた理由は、以下の3つ。

  • 形がシンプル
  • 服に合わせやすい
  • 価格が安い

非常に使い勝手が良かったので、「無印良品のポーチとしても使えるサコッシュ」のレビューを書いてみました。

購入を検討している方の参考になれば幸いです。

 

無印良品の「パイン材テーブル・折りたたみ式」のレビューは以下の記事で紹介しています。

half-hearted-blog.hatenablog.com

無印良品】ポーチとしても使えるサコッシュの仕様・特徴

ポーチとしても使えるサコッシュの仕様・特徴は、以下の通り

  • 表地:ポリエステル100%
  • 裏地:ポリエステル100%
  • ベルト長さ調節:可
  • ベルトの取り外し:可
  • 最大積載量(目安):1.0リットル
  • 開閉方法:ファスナー
  • ショルダー調節:可
  • 耐荷重:約1.5kg
  • 本体重量:80g
  • はっ水:可(使用により徐々にはっ水効果が弱くなる)

縦20cm×横24cmのサイズ感

サイズは縦20cm×横24cmの小ぶりなサイズ。

サコッシュ内は仕切りはない状態。

以下は、私がいつも持ち歩いている荷物です。

  • 財布
  • スマホ
  • エコバッグ
  • イヤホン

これをサコッシュに入れるとこんな感じ!

小ぶりなサイズですが、必要最低限の物を持ち歩くことが可能です。

雨の日に嬉しい撥水加工

無印のサコッシュは撥水加工がされています。
サコッシュの上に水滴を落とすと...水を弾く構造に!!

雨の日にも嬉しい作りなので、ガンガン使い混むことができます。
(使用頻度により、撥水加工は徐々に弱くなります)

 

取り外し可能なショルダーベルト

ショルダーベルトは簡単に長さが調節可能。

 

そして、ベルトは取り外しが可能です。

接合部分を押したら、簡単に取り外せる仕組みになっています。

 

無印良品】ポーチとしても使えるサコッシュのレビュー

使用して、良かったところと気になるところを、正直にご紹介。

無印良品】ポーチとしても使えるサコッシュの良かったところ

シンプルで様々なコーデに合う

何と言ってもデザイン性が良い!

無駄な装飾がなく、形もシンプル。なので、色々な服装に合わせやすい。
春夏はTシャツとジーンズの組み合わせに使用して、秋冬はアウターの下に装着!

 

オールシーズン使えて、服装に合わせやすいので、使い勝手が良い。

 

シンプルでどんな服装にも合わせやすいですが、物を入れすぎて、サコッシュがパンパンになるとスマートさがなくなり、不恰好になるので、入れる荷物の量には注意です。

色合いが豊富

私が使用しているカラーは黒色ですが、他にもライトグレー、ライトベージュ、スモーキーマスタードなど、色合いが豊富。

現在は7種類のカラーが販売されています。7種類のカラーは、以下の通りです。

  • ライトグレー
  • ブラック
  • ライトベージュ
  • スモーキーマスタード
  • オリーブグリーン
  • ネイビー
  • モカブラウン

好きなカラーを選べたり、複数持っておくことで服装により合わせやすくなったりするなど、豊富なカラーも良いポイントの1つです。『グレゴリー』や『マンハッタンポーテージ』と比較すると素材感や機能面で劣る一面もありますが、カラーが豊富なところは『無印良品 サコッシュ』の強みと言えます。

 

 

ポーチとしても使える

「ポーチとしても使えるサコッシュ」。

商品名の通り、サコッシュだけではなく、ポーチとしても使えます。

ベルトをつけているとサコッシュですが、

ベルトを外すとポーチ型に!

大きめのバックの中で、化粧品や充電器など、ちょっとした小物を入れるポーチとしても大活躍です。本格的なポーチが良い方は、無印良品で薄型のポーチも販売しているので、チェックしてみてください。

 

リーズナブルすぎる価格帯

シンプルで使い勝手の良い、無印良品のポーチとしても使えるサコッシュ

 

価格はなんと 税込1,490円!!

 

「このクオリティで税込1,490円で良いの!?」と聞いてしまう程、お値段がリーズナブル。リーズナブルなので、気にせず使い込んだり、複数のカラーを揃えて、コーディネートを楽しむこともできます。

 

無印良品】ポーチとしても使えるサコッシュの気になるところ

ファスナー部分が飛び出している

写真の通り、ファスナーの片方の端が飛び出しています。

飛び出していると少し不恰好なので、なぜ飛び出しているのか、飛び出す必要があったのか...など、色々考えてしまいます。

ファスナーの飛び出しは気になる点ではありますが、私はファスナーの端を折り畳んで、サコッシュ内に収納しているので、見た目の分では問題なしです。

荷物が多い人には不向き

画像で見ても分かる通り、サイズ感は小さめです。

長材財布も入らないサイズ感なので、荷物が多い人や荷物が多い時には不向きかもしれないです。

こんな時におすすめ!

ちょっとしたお出かけ時

無印良品サコッシュは、ちょっとしたお出かけ時に大活躍

  • ちょっと近くのコンビニに出かける
  • スーパーに財布を持って出かけるだけ

このように近場にちょっと用事がある時に超便利。小銭とエコバッグくらいのお出かけ時にも最適です。DEAN & DELUCAのエコバッグもすっぽり入ります。

 

 

荷物が少ない時

無印良品のポーチとしても使えるサコッシュは荷物が少ない人におすすめです。

  • 荷物は財布と鍵だけ
  • お出かけ時の荷物を減らしたい

上記のようにお出かけ時の荷物が少ない、荷物をできるだけ減らしたい人には、最適なサコッシュだと思います。

サコッシュの買い替え検討時

無印良品のポーチとしても使えるサコッシュの値段は、何と1,490円(税込)!!

 

安すぎない!?...と突っ込んでしまう程、安い。

 

買い替えも安心してできるので、1,490円は嬉しい価格。

まとめ

以上、無印良品のポーチとしても使えるサコッシュのレビューをご紹介しました。

服装に合わせやすい上に、価格が1,490円は個人的にお買い得商品だと思います。気になる方は、一度購入してみてはいかがでしょうか。