みなさんは説明が得意ですか?苦手ですか?
私は大の苦手です‼︎
話すことを整理していても、途中で「自分は何を言っているのだろう」といった状態に陥る程、説明が苦手です!
そこで課題を克服する為に読んだ本が、『説明の一流、二流、三流』。
説明が上手くなる為には、どうすれば良いのか...という点に焦点を当てた本です。
そんな『説明の一流、二流、三流』のレビューを、説明が苦手な筆者が書いてみました。
今回読んだ本『説明の一流、二流、三流』
- 著者:桐生稔
- 出版社 :明日香出版社
- 発売日: 2021/7/21
- ページ数:212
『説明の一流、二流、三流』のレビュー
『説明の一流、二流、三流』を読んだレビューを簡単にご紹介。
6つのチャプターでわかりやすく説明
本書は、説明が上手くなる為にはどうすれば良いのか...といった内容が書かれています。全体は、以下の6つの章で構成されており、各章にはテーマが決められています。
テーマは以下の通り
- すごく伝わる説明
- 説明の組み立て方
- 説得力が増す説明
- プレゼンや人前での説明
- リモート・メールでの説明
- 説明上手になる心得
さらに各テーマの中に、4〜10個の実践項目が含まれており、各章のテーマや項目は孤立するような構成となっています。
各章における実践項目では、各項目のポイントを述べて、身につける為にはどのように振る舞えば良いかが説明されているような内容に。
各章でテーマが分かれているので、自分が課題と感じるチャプターを選び、必要とする実践項目に取り組むことができます。
また、実践項目が複数に分かれているので、「今週はこの項目に取り組む!」「今月はこの項目を生活の中で実践する!」といった風に、日常生活や仕事で実践しやすい構成であるので、本書に書かれている項目を身につけやすいです。
理解してもらうには伝わる説明が必要
個人的には、1つ目の章「すごく伝わる説明」の内容が良かったです。ちなみに「すごく伝わる説明」は、以下の8つの実践項目で構成されています。
- 話の整理
- イメージできない人に
- 知識がない人に
- 情報の伝え方
- 説明の詳細さ
- 数字で説明する
- ひと言でまとめる
- 手順を説明するとき
項目名からも分かる通り、説明時の基礎中の基礎が説明されています。
1つ目の項目「話の整理」では、説明下手の人は、思いついたままに話したり、全てを話そうとしたりする傾向にあり、説明が上手い人は、「これだけは絶対に伝える」といった内容を踏まえて説明していると著者は説明します。
この実践項目を読んで、基礎的な内容でありながらも、説明が苦手な私はドキッ⁉︎…としてしまいました。
このように基礎的な内容に触れられているので、1章目だけでも、相手に伝わる説明方法の土台を身につけられると思うので、説明が苦手な方にはおすすめの内容です。
まとめ
以上、『説明の一流、二流、三流』のレビューをご紹介しました。
実践項目が綺麗に纏められているので、日常生活に取り入れやすく身につけやすい内容であると感じました。
説明が苦手な方には、おすすめな一冊だとおもいますので、気になる方は是非読んでみてください!